こんにちは! Yuki です。
今日は『たまご』のおはなしです。
皆さんは、平飼いと有機卵の違いって知ってますか?
わたしは、これまで特に何も意識せず、卵をかってた!
平飼いってどういうこと?
よく行くスーパーでは、有機卵 いわゆるオーガニックエッグは売ってなくって、Freerange (平飼い)というものが売っていて、なんとなく健康によさそうかなぁ〜なんて思ってFreerangeを買っていました。
でも最近 オーガニックの勉強をして少しわかったことがあります。
Freerange(平飼い)って何かっていうと、にわとりちゃんたちが、ケージ飼いされていないっていうだけ だったんです。
ケージ飼いされていないってどういうこと?
ここで衝撃の写真を一枚。
これ、衝撃じゃないですか!? わたしは衝撃でした。
日本のスーパーで売られているまさに95%以上の養鶏卵がこのような『ケージ飼い』をされてたにわとりちゃんからとられているそうです。
好きな場所へ動き回る自由も奪われて、卵の生産効率のためだけに飼われています。
ケージに一生閉じ込められて、おひさまの下で自由に日向ぼっこをすることもできない。。。
一方、『平飼い』とは、にわとりちゃんたちがケージに入れられておらず、自由に動けて産卵するときも、自ら産卵箱に移動して産卵するので、ストレスフリーです。
いいやん!!! と思いました。
もちろん、通常のケージ飼いより何倍もいいと思います。
でも!!!
オーガニック生産の卵は、ケージでの養鶏はもちろん言語道断、その上さらに多くの規定にて、にわとりちゃんたちの命の尊厳が守られているんです!
有機卵の規定
そのうちのひとつが、『家畜の住環境』
オーガニックの規定でこまかーく管理されています。
たとえば、、、
オーガニック規定でにわとりちゃんにやってはいけないこととして
にわとりちゃんのくちばしをカットすること
年中室内飼育
なんかがあります。
にわとりちゃんってつっつく習性があるんですよね。
つっつくことでお互いの力関係を示したりするらしいです。
だから、養鶏場ではにわとりちゃんのくちばしをカットして、つっつきあうのを防いだりしています。
くちばしカットって!!!
言ってるだけで恐ろしいし、めっちゃ痛そう。。。
オーガニック規定では、こんな風に、飼育する側の都合(鶏同士の喧嘩を防ぐため)で、動物の身体を傷つけることをかたく禁じています!
そして、『年中室内飼育の禁止』 によって、にわとりちゃんたちはお陽さまのあたる外と室内を自由に出入りすることができる!
住環境においては、鶏に限らずすべての家畜において、それぞれの動物さんたちの習性にあった、彼らが好む環境を与えてあげる ということが強く推奨されてるんだって。
ようは、家畜といえども、彼らの命を大切にすること、命の尊厳を守ること に重点がおかれているのがオーガニックってこと。
その他には、家畜のごはんも、添加物(抗生物質や成長促進剤)がはいったものは禁止されてたり、なるべく有機の飼料をあげることが推奨されていたり、動物の健康に良いものをたべさせよう!というのがオーガニックなんだって。
まとめると
にわとりちゃんは
ケージ飼い → 平飼い → オーガニック
という順番で、彼らの幸福度はめちゃめちゃ上がっていく ということです。
幸福度の高いにわとりちゃんたちが、心身ともに健康であることで、より栄養価の高い美味しい卵をわたしたちの食卓に提供してくれている、ということ。
その幸せの循環が、実際にわたしたちがスーパーで手にする卵の値段の差となって現れているってことだね!
近所のスーパーでの卵の値段
普通のたまご 10個入り $3
平飼いのたまご $8
オーガニックのたまご $15
普通のたまごとオーガニックだと5倍の差ある。
これはわたしたち消費者の健康に良いだけじゃなくって、生産してくれる家畜さんやそれにかかわるすべての人や場所、自然の健康と幸せの維持にかかっている値段です。
わたしはこの5倍の差の中に、鶏さんたちから頂く幸せの命の循環を感じています。
あなたは今日どの卵を選びますか?
お読み頂きありがとうございます♡
ひとは今この瞬間から変わることできる♥
みんなで大満足な人生を生きよう♫