ニュージーランドへ移住しよう!ーひとは住む場所を選び人生を自由にデザインすることができるー

シンガポールからニュージーランドへ移住を目指す家族のブログ

ニュージーランドへ移住して大満足の人生を手に入れる

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出典:pixabay.com

 

はじめまして!まずは簡単な自己紹介からさせて頂きます。

私たち家族はシンガポールに住んでます。私は2002年にシンガポールへきたので今年ですでに20年目になりました。みんなそうだと思いますが、もともと数年の予定で来たのですが、あっという間に18年も月日が流れてて我ながらながらびっくりします。こちらで就職、結婚、出産と一通り経験致しました。

海外生活の始まりはカナダから

そもそもシンガポールへ来たのは日本語教師の仕事のためでした。学生時代から海外生活に憧れ卒業後は半年間、カナダのモントリオールへ語学留学をしました。若いときの海外生活はそれはもう素晴らしい経験でした。刺激と発見の毎日!!笑 今ふりかえってもあんなに充実した半年間はなかったのではと思います。 はじめての海外生活、他国の人と触れ合い、異文化交流、外から見る日本。キラキラした半年を過ごしきっとまた海外で生活するぞ!と強く心に決めて泣く泣く日本への帰ったのがかれこれ20年以上前の話です。

海外移住のために働きながら模索した時期

帰国後、3年間日本で貿易事務に従事しました。海外で自分の非力さと無知さを知り日本でしっかり社会人経験を身につけるぞと少しでも海外に関われるようにと貿易関係の仕事をしました。その間にも海外への憧れ、移住の夢はあせることなくどんどん膨れ上がり、いったいどうやったら海外へ行けるか、海外で生活することができるか、そんなことばかりを毎日考えていたような気がします。その頃留学やワーホリがポピュラーになりつつも、海外で働く、生活するなどとうてい夢の話であると周りの大人たちに言われることも多々あり、そんなことはない!私は必ず実現させるぞ!と強く思いつつもなかなかその方法がわからず悶々とした時期を過ごしてました。

2回目の海外生活へのきっかけはやはりカナダ

そんな折、姉が私が留学したカナダのモントリオールへワーホリに行くことになり、姉を訪ね懐かしい語学学校の先生やホストマザーとの再会のため再度モントリオールへ渡航しました。カナダ帰国から2年ほど経っていました。その旅行が私の今後の人生を変えるきっかけとなりました。移住への糸口がつかめず悶々としていた私は、留学当時よくしてもらった学校の先生との再会の際に自分の鬱々とした気持ちを堰をきるように吐き出しました。海外でまた生活がしたい、でもその糸口がつかめない、どうしたらいいかわからない、というようななんとも情けないことをくどくどと話したと思います。そんな私にあっさりと「日本語教師になったら?」と先生は言いました。もちろん私も考えたことはあったのですが、人前で話たりするのが苦手な私にはとても無理だと思っていてそのように伝えると「どうしてやってみてもないのに無理だと思うの?やってみなきゃわからないわよ!」とあっさりと言い、アメリカの学校で日本語教師の資格がとれると言って学校の情報を教えてくださいました。

それまでの私は日本語教師になるつもりなんて一ミリたりとも考えたことはなかったのですが、先生の素晴らしくPositiveな考え方にひどく感銘したのを覚えています。日本では、同じ相談をしても「海外暮らしなんて夢のまた夢よ」とか「私もあなたくらい若い頃はそう思ってたのよ〜」とかそんな返答しかもらわなかったので、このカナダ人先生のアドバイスは突拍子もなかったけどすごく新鮮で当時の私の心にストレートに突き刺さりました。学校まで調べてくれるのはこの先生は本当に私が海外生活ができるという前提で話をしてくれていて、そんなふうに返事をしてくれたのは彼女が初めてだったのです。

今の仕事は一生の仕事か?

その頃ワーホリを楽しんでいた姉の語学エクスチェンジパートナーを紹介してもらいました。将来的に彼は姉の夫となったのですが笑 初めて会ったカナダ人のその彼はたまたま日本から遊びにきた私に「今の仕事は一生やっていく仕事か?」と聞いてきました。どうして初対面のカナダ人にそんなことを聞かれるのか、と不思議でしたがこれも私の心に深く突き刺さる質問でした。明らかに自分が一生やりたいと思っている仕事ではなかったからです。この二人のカナダ人との出会いでその後日本への帰国後すぐに日本語教師の学校を探し、働きながら半年間講習を受け、修了後、シンガポールでの日本語教師の仕事を手に入れることに成功し、2002年、晴れて、シンガポールへ単身渡航致しました。ここから私の海外生活は始まりました。

目的のためにできることをとりあえずやってみる

ちなみに私にとって日本語教師はあいにく「一生の仕事」ではありませんでした。でも当時悶々とした日々を過ごしていた私が日本を脱出できる唯一無二の手段であったことは間違いありません。この仕事のおかげで海外へ出て収入を得て自分の力で暮らしていくことができたのです。今もし日本で悶々とした日々を過ごしている人がいたら、まず自分ができそうな方法を試してみることをおすすめします。それがあまり得意な分野でなかったとしてもやってみないとわからないし、やってみてもしやっぱり得意でなかったとしても、また軌道修正すればいいのです。とりあえず今自分ができることをやってみることで次のオプション、選択が必ずひらけます。最初からパーフェクトな方法なんてありませんからね。これ、できそうかな〜って思ったらまず行動してみることです。

次の行き先はニュージーランド

2002年にシンガポールへ移住し、2年間日本語教師として働いたあとは旅行会社へ転職しました。旅行会社で6年半勤務しその間にこちらの永住権を取得、退職後は2年ほど自営業でペットシッター、その後ケーキ作りの仕事を経て、現在は日系大手銀行にて働いています。カナダ人の彼に聞かれた「一緒の仕事」にはまだ出会えてませんが、その時その時にやりたいと思うことをやってきた自分の経歴に後悔はありません。未だに一生の仕事を探し続けてはいるのですが。。。

結婚し子供も授かり次に私達家族が目指しているのがニュージーランドです。来年2021年をめどにニュージーランドへ移住しようと思っています。ニュージーランドは実はシンガポールでの日本語教師の仕事を選ぶ際に、別の選択肢としてニュージーランドへのワーホリも考えていました。当時まだワーホリの年齢制限にもひっかかっておらずワーホリからの労働VISA取得の可能性も視野に入れていましたが、最終的に正規雇用をしてもらえるシンガポールを選択しました。この選択がその後ずっと尾をひき、ニュージーランドへの夢は途絶えることなく心に残っておりました。

ニュージーランド大好きです。この国で暮らしたい。かれこれ10年以上想い続けてきました。一人だと行動も簡単ですが、パートナーができたり結婚したり子供ができたりするとなかなか一人だけで決断ではできず。また、一人で行きたかったあの若かりし頃とは違い、家族全員での移住を考えるようになりました。やっと色んな状況が整い、実行に移せそうなところまでやってきました!!

このブログでは、長年夢にみたニュージーランドへの移住過程をリアルでアップデートするとともに、大好きなニュージーランドと大好きな動物の話をテーマに発信していきたいと思っています。

また、「人は住む場所を選び自分の人生をデザインすることができる」ということをわたしの人生体験から感じて頂き、読者のみなさんの新しい一歩のきっかけになってくれればと心から願っています。

 

 

2021年6月9日