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シンガポールからニュージーランドへ移住を目指す家族のブログ

子供のはなしーいい子にならなくていい

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こんにちは!Yukiです。

今日は、ちょっと子供のおはなしです。

 

うちには4歳になる息子がいます。

名前はNoah ノア です。

 

シンガポール生まれでシンガポール育ち、ことばは日本語と英語をはなします。

 

わたしたち夫婦は結婚後7年間、子宝に恵まれず、シンガポールで3度の不妊治療の末やっと子供を授かりました。

40過ぎてからの子育てはなかなか体力的に辛いこともあるけど、生まれてからずっとサポートしてくれるヘルパーさんもいて、色んな人に助けられながら、子供はのびのび健康に健やかに育ってくれました。

 

で、彼の性格といえば

 

自己主張が強い(赤ちゃんの頃から)

あきらめない

声が大きい

意思がはっきりしてる

 

 

となかなか、たくましい性格の持ち主。

 

一度言ったらてこでもうごかない、よく外でも大声で叫んでおかーさんを困らせている子いるよね? 

 

ああいうタイプです。

 

よくいわれる、育てやすいか育てにくいか? (=親にとって都合がいいか悪いか)

 

といえば、たぶん、後者のほう。 

 

おとなしくさせよう として おとなしくなるタイプではない。

 

でも、わたしはそれは彼の個性であり性格なので、親のいうことをすんなりきくいい子ちゃんよりも、自分の意見をはっきりもってていいやん〜大変やけどって思ってます。

 

そんな4歳と昨日バスにのっていたとき。

 

幼稚園のお迎えにいったんですが、いつもくるバスが20分以上こないことに気づいて、別のバスにのってかえってきたの。

 

で、バスが違うから、止まるバス停も違うんです。

 

そしたらバスの中で

 

「ねぇねぇ、ママ、自転車にのろうよ」と。

 

最近、レンタサイクルがお気に入りで、前の日に、いつも降りるバス停の近くに、子供席がついたレンタサイクルを発見してて、「明日はあれにのって家にかえろう」って前日に夫とはなしてたそうなんです。

 

「でも今日はバス停がちがうから、あの自転車のところまでまた戻らないとだめだし、明日にしよ?」

 

といってみたものの、無理だろうなぁ〜って思ってたらやっぱりごねだした息子。

 

バスの中でもお構いなしに、大声をあげだした。

 

わたしの心中は

 

あーあ、またごねだした

もうすぐミーティングがはじまるのに

まったくそんな約束勝手にしてくれちゃって(夫に対して)

 

とぐるぐる嫌な思いがわきおこり、イライラ。

 

なんども同じことを息子にいう。

 

「だから〜、今日はバス停がちがうから、わざわざ戻ると時間もかかるし、ママはもうすぐミーティングがあるし、Jean(ヘルパーさん)もストローラーもって迎えにきてくれてるし、明日にしようよ、そんなわがまばっかり言わないでよ」

 

と、すべてどう考えてもこちらの都合である言い訳をして。

 

こんな事を言いながら、心のなかでは

 

なんかちがうなー

こんな話ぜんぜんしたくないのになー

 

って思ってました。

 

で、最後には

 

「じゃあバス停についたら、ヘルパーさんに自分でいってよ、『きてくれてありがとう、でもストローラーはもってかえってね、自転車にのりたいから』ってちゃんと自分でいってよ」って、4歳の息子にまるで あなたのせいでこんなことになったんだから、自分で説明しなさい、みたいな間違った方向から言い放ったわたし。

 

でも以前の息子なら、ぜったいにおれなかった。

 

でも昨日は

 

「もういいよ、わかったよ。今日は自転車やめる。そのかわりママがストローラーおしてよ」

 

 

といいました。

 

そういえば、そんなことが最近数回あったなぁ。

 

何かを主張してた息子が、

 

わたしにNoといわれて、あきらめた瞬間が。

 

あれ?珍しいな って思った瞬間が。

 

4歳になって、もっといろんなことがわかるようになって、おそらく相手の気持ちを思いやることができるようになった という点では、成長 なのかもしれない。

 

でもわたしは めちゃくちゃ悲しかった。

 

自分のせいで、4歳の子供が『やりたい』ことをあきらめた ことが。

 

私の顔色をうかがって、私がおこってるから、やめとこう、あきらめようと。

 

これまでなら『主張』しかしなかった息子が、相手の気持ちをおしはかって『自分をまげた』ことが。

 

これが、すごく悲しいなぁ、って勝手ながら思ったのです。

 

自転車にのりたい なんて 子供のピュアな遊び心なのに、それにつきあってやれなかった自分の心の余裕のなさにもうんざりした。

 

ミーテイングとか、ちょっと遠いとか、そんなこと、子供と自転車楽しむ時間に比べたらどうでもいいよね?

 

そんなどうでもいいことを当たり前のように理由にして、大事な子供の『やりたい』を叶えてやれなかったどころか、あきらめさせて。。。

 

こうやって人って、まわりにあわせながら、すこしずつ自分のやりたいことを我慢していくのかなっておもったら、そんなことは絶対にさせちゃいけないんだって思ったよ。

 

そして息子にいった。

 

『ノアは全然悪くない。ママのいうことなんか聞かなくていいよ。自分がやりたいことはあきらめなくていいんだよ』って。

 

4歳はきょとんとしてたけど笑

 

ママの言うことをきく『いい子』になんて絶対なってほしくない。

 

改めてそうおもい、身を正した一日。

 

明日は自転車にのせてあげようっと。

 

子育てはたのしい修行♪ 

 

今日もお読みいただきありがとうございました。

 

 

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