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シンガポールからニュージーランドへ移住を目指す家族のブログ

ニュージーランド留学のための英語テストーTOEFLの結果がでた!

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出典:pixabay.com

 

先日Otago PolytechnicからのBachelor of Designへの3年次編入のオファーがきたけど、こちらはまだConditional Offer、条件付き入学オファー。Conditionalの条件とは、、、、もちろん英語の試験!!

すこし夫の話をすると、彼はシンガポール国籍を今はもってますが、もともとの生まれはインドネシア、育ちは台湾というバックグラウンドで英語は日本人同様、思い切り第2外国語。そしてお勉強は大嫌い、英語なんてとんでもない!という環境から、高校卒業後にぽんとイギリスへ語学留学に放り出され、その後シンガポールに来て語学学校→デザインの専門学校→就職→永住権→市民権をとりました。もそも机でノートとペンを持ってお勉強カキカキタイプではなく、絵を描いたりものつくったりの右脳タイプの人間なので、英語も耳から覚えており語学学校とか行ってたわりには文法とか本当に全然、びっくりするぐらいわかっていません。。。主語?動詞?なにそれ?というレベル笑 そんな彼がIELTS? TOEFL? ないわーーー地球がひっくりかえってもないね、絶対。と長年思っていました。ネイティブとも臆さず話すしコミュニケーションには全く困ってないし、そもそもまったく文法を知らずに話してるところは逆にすごい!!でも留学するには試験のスコアがいる。。。いったいどうやってこの英語問題をきりぬけようかと試行錯誤しました笑

シンガポーリアンって英語のテストいるの?

まず最初に調べたのは、「シンガポーリアンって英語のテストいるの?」ということろ。一応シンガポール国籍もってるのでもしテスト免れられるならそれにこしたことはない!通常こちらで生まれ育ったシンガポール人は英語はみんなかなりできます。英語が一番得意っていう人の方が多いんじゃないかな。だから彼らが海外の大学へ留学する際に英語のテストってそもそも提出しているのかしら?と。シンガポールで専門学校も卒業しているしいらないんじゃないの?とかすかな期待をもって調べましたがあっさり撃沈。シンガポーリアン、要ります英語テスト。どうやらEnglish Speaking Countryとしては認められてないのかな、シンガポールは。いわゆる西洋諸国の英語圏、ニュージーランドはもちろん、オーストラリア、カナダ、アメリカ、イギリス、アイルランドで育ったり大学出てたりしてたら英語は免除されるようですが、普通にシンガポール人はアジア圏の国として英語の提出が求められるようです。残念!!笑

One on One(Two)の英語レッスン

じゃあどうやってこの英語テストに立ち向かおうか。もう抜け道は絶たれたので普通に勉強するしかない!!!そこで、こちらでIELTS対策コースとかに通うことを考えたのですが、そもそもIELTSどころか、英語の基本的な文法やスペルがわかってない彼に、いきなりグループレッスンの試験対策コースに入っても全然ついていけないんじゃないかしら。なにせ英語の文字が絵に見えるというくらいスペリングやライティングが苦手。まずはそういうところから対策していかないといけない〜これはもうプライベートレッスンでみっちり彼のペースに合わせてやっていくしかないぞ!ということですぐに近所にあった語学学校で毎週土曜日の朝にプライベートレッスンを開始しました。なんと1人でうけても2人でうけても授業料は一緒だというラッキーなお話だったので、じゃあ私も!と毎週二人で足繁く英語レッスンに通い出したのが去年の9月か10月ころだったと思います。

先生はイギリス人アーティスト

そこで出会った先生、ジョンレノンのような見た目のKarlはイギリスからきている本業は絵描きのアーティストでした!これは夫にはラッキー、アーティストとか肌が合うのか話はなかなか盛り上がりいつも授業は幸か不幸か脱線気味。会話の特訓はいいから文法文法〜といつも軌道修正役に徹しながらレッスンを重ねました。ライティングがめっぽう弱い夫ですが、Essayを書くのは楽しいようでした。私と違ってなんでもideaや引き出しは豊富なので、特にWriting2のタスクである、〜についてどう思いますか?意見を述べなさい、的なライティングなんて書きたいことがどんどんでてくるようで、書く”内容”には全く困らない人です。ただ文章の書き方をわかってなかったので、まるで話すように書くんですよね。でも文章とかEsseyって話し言葉とは違うボキャブラリーや言い回しが必要です。文法やミススペルやセンテンスの区切り方の問題で、最初はKarlも修正に四苦八苦していたライティングですが、来る日も来る日も書いているうちに、あれ?けっこう修正がへってきたね、と目に見えて上達してきたんです。もちろん今も細かいミスはいっぱいあるんですが、文章の書き方がだんだんわかってきてレッスンを始めた当初に比べると格段にうまく書けるようになってきました。

IELTSからTOEFLへ変更

そんなこんなでライティングは本人も楽しく勉強してましたが、一番嫌いだったのはリーディング。これは本当に苦手のようですね。トピックにもよるんですがボキャブラリーが少ないのとあまり本を読んだりしないので、読解力もあまりないのだと思います。逆に得意なのはやはりスピーキングとリスニング。ただ、リーディングもリスニングもIELTSって記述式なんですよね。得意なはずのリスニングも答えをわざわざ自分で書かないといけない!!ここで「聞けてわかっているのに回答のスペルを間違える」という非常に悔しいことに遭遇しました。またIELTSのリスニングはまず目で表などを確認してその間に質問が流れて答えを記述する、というリスニングテストの割には、見て理解して聞いて書くという作業が発生します。これがスペリングや読解が苦手な彼には結構辛い。特に答えを書くのに時間がかかるというのがけっこうマイナスポイントかなと感じました。質問はどんどん進むので、「あれ?スペルどうだったっけ?」と考えている間に次の質問にいってしまいます。そこで、もう一つメジャーなTOEFLを検討しだしました。確かTOEFLは選択解答式だったはず、、、、よしちょっとやってみよう!早速TOEFLの問題集を入手しいくつかトライしてみる。。。これは素晴らしい!!!!笑 まずリスニング、これは会話をきいて答えを選択するという形式ですべて選択回答式なので「書く」という作業が発生しない!スペルの間違いなど気にする必要はなく、聞いて正しい答えを選ぶだけ!絶対こちらのほうがいい!!そして更に素晴らしいのはリーディングセクションでした。IELTSのリーディングは質問の答えがどの段落にあるのか自分で探さないとだめですが、TOEFLはなんと該当段落がすでに抜粋されていてそこに関する質問に回答します。なので全部のPassageを読む必要すらない!!これがまたリーディングが苦手な彼には本当に嬉しい発見でした。ということですぐにTOEFLへ変更!!そうこうしているうちにコロナの影響でKarlとのプライベートレッスンができなくなり、家でなんとかモチベーションを保ちながらたまに勉強しつつという状況が数ヶ月続きましたが、シンガポールの外出制限が緩和されたのをきっかけに初のTOEFLを7月4日に受験してきました!!

学校の申込みを先にした理由

ちなみにOtago Polytechnicには6月には申し込をしていました。最終的なオファーがでるまでに3週間くらい待ったかと思います。普通は英語のスコアがとれてから学校の申込みをするかと思いますが私達は先に学校を申し込みました。理由は下記です。

  1. 英語勉強のモチベーションをあげるため
  2. 編入が可能かどうか早く知りたかったから
  3. 早く計画をすすめたかったから

レッスンもなく自分たちだけで英語の勉強のモチベーションを保つのはなかなか大変でした。上達しているのかもわからずただただ時間だけが過ぎていく感じが嫌で、とりえあず学校申し込みしてみよう!とふと思い立ちました。学校がオファーをくれてあとは英語だけ!という状況になったらモチベーションももっとあがるんじゃないかなと。別に英語が基準値に達していなくても申し込みはもうできるわけですから。そうすることで、計画を進めている実感もわき楽しくなりました。

そして結果は

TOEFLってリーディングとリスニングは修了した段階でスコアがわかるらしいんです。受験当日に夫がもってかえってきたスコアは、リーディング7 リスニング19。ライティングとスピーキングは6日後に結果が見れます。各セクションは30点満点。ということはリーディング、めちゃくちゃ悪い!!!笑 リスニングはまあ中の上くらいはあるのかな、という感じです。そこで初めていったい何点とればいいんだっけ?と確認してみると、IELTS6.0=TOEFL60(Writing score of 18) とNZQAのサイトに記載。ただ、これは学校にもよるみたいでOtago Polytechnicは学校にも再確認してTOEFL60ということでしたが、Massey Universityとかだと学校のサイトにIELTS6.0=TOEFL80とでてます。おそらくですが、大学レベルだとTOEFLの基準が高く設定されているのかもしれませんね。なんにせよ、夫がとるべきは60でいいわけですから、あと34あればいいんだ!!! ライティングとスピーキングで34,34,34!!と待つこと6日、オンラインで確認した結果は、

リーディング7 リスニング19 ライティング15 スピーキング18=トータル59

Oh My God!!!1点足りない〜〜〜〜〜!!!

ということで8月に再トライです。ライティングが最低ラインの18に足りてないのでライティングを集中的にとりにいきます!!

もうこれで最後にしたい英語の試験!!!がんばれー!!!

ではまた次回テストを受けたらアップデートしますね!