ニュージーランドへ移住しよう!ーひとは住む場所を選び人生を自由にデザインすることができるー

シンガポールからニュージーランドへ移住を目指す家族のブログ

ニュージーランドに移住する方法は色々あるー我が家の移住計画

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出典:pixabay.com


我が家の具体的なニュージーランド移住プランを公表!(大げさ)したいと思います。

海外移住するにあたって必要なものは何でしょう?

熱意?

お金?

やる気?

計画?

どれもそれぞれとても大事なことですが一番大事なのは、仕事そしてVISAです。仕事がないと生活していけないし、VISAは母国でない国で暮らすにあたって必ず必要なもの。この二つをどうやって手に入れるのか?をまずいちばんに考えないといけません。

日本人であること活かせる仕事

一番ベストな方法は、その国で仕事を見つけてワークビザをサポートしてもらうことです。例えば私の例でいうとシンガポールへは日本語教師という仕事を見つけてやってきました。通常他国で仕事を見つけるのに一番良い方法は、「日本人であることが活かせる仕事をする」事です。日本語教師というのはその筆頭みたいな仕事かもしれませんね。当時短大卒で教師としての職歴ゼロだった私でも、日本語教師という特別なスキルが必要な職種であるということで労働ビザが他業種よりもおりやすかったようです。日本人だからこそできる仕事というのは世界で仕事を探す際にかなりのメリットとなります。

その他日本人であることを活かせる職業としては、日本食調理人とか寿司職人とかでしょうか。調理人はどの国でも確実に需要があるし海外で仕事をしたい人にはうってつけの職種だろうと思います。もちろん得意不得意はあると思いますがこれから仕事を選ぶ人には選択肢にいれて間違いない仕事ではないでしょうか。日本語教師は経験値から言うとおそらくアジアまたは発展途上国で仕事を探すには役立ちます。でも先進国の欧米諸国などではそれで正規雇用をみつけVISAサポートをしてもらうのは非常に困難かと思います。先進国で学校で正規の教員として働くには現地の教員免許が必要だからです。プライベートの語学学校などであれば仕事はあるかと思いますが、VISAをサポートしてくれるところというのはなかなか難しく、すでに永住権をもっている日本人などがそういった職種はうめているように感じます。

海外移住において最低でも取得するべきVISAは永住権

シンガポールで日本語教師の仕事から旅行会社に転職した際は、特別なスキルが必要な職種ではなくなったことと、シンガポールの労働ビザ取得条件があがったことで、VISA獲得には非常に苦労した経験があります。確か2回ほど労働VISA申請を却下され、国外に出たりしながら延長し、タイミングよく新たにできた一つ下の条件が緩い労働VISAを無事確保することができました。その後二度とVISAで悩むのはゴメンと、当時まだ非常にとりやすかった永住権を申請し無事に永住権取得、シンガポールでVISAで悩む日々とはさよならいたしました。

こんなふうに海外で暮らすにあたって本当に重要なVISA。期間は長ければ長いほうがいいし、本当にその国で安定を望むのであれば最低でも永住権を取得することです。労働VISAは国からの保証もなく、仕事を失うとすぐに帰国しなければならなくなります。何年働こうとそれは同じで「外者」であることに変わりはありません。私は自分の居場所を確率、保持するという理由でシンガポールの永住権を取得しました。

必要なのは職歴と現地の資格

永住権取得に先だって必要なのは仕事ですが、自分の職業で現地のローカルの人とも渡り合えるそれ相応のスキルと経験を積めば海外で仕事も見つけられるかもしれません。そうはいってもニュージーランドみたいな移民の多い国は外から仕事を探してもなかなか外国人にはチャンスがないのが現状です。よほどのスキルとキャリアがあれば話は違うのかもしれませんが、私達の場合は労働VISA をサポートしてくれる会社をシンガポールにいながら探すというのは現実的ではないと感じています。

夫はデザイン関係の仕事をしておりそのキャリアは10年以上ありますので職歴という点においては問題ないと思っていますが、それでも私達に足りないと思うもの、それは現地の資格です。もちろんこれは本当に人それぞれで仕事を外から見つけることができる人もいると思いますが、私達は安全に確実にVISAが取れる方法として、「現地の資格」をまず取得することにしました。

「現地の資格」というのは学位など現地の学校に通って手に入れるものです。母国や他国でとった資格ではありません。その国で資格をとるため学校行きたい人には国は必ずVISAをくれるし、一定のコースを卒業したらPost Study Work VISAという仕事ができるVISAも一定期間もらえます。VISAがあれば仕事も見つけやすいだろうし、将来永住権申請にあたってもその国の学歴を持っていればプラスになるし、ということでいいことづくめです。現に私の夫はシンガポールで現地の学校に通い、資格取得、卒業後仕事を得て、永住権申請、その後国籍まで取得しています。それぐらい現地の学校を卒業したというのは金銭的投資に見返るくらいのメリットがあります。もちろん、ニュージーランドではアジアの国と同じというわけにはいかないのでしょうが、やはりその国の資格を保持しているというのはメリットには違いありません。

 留学費用は将来への投資

しかし、留学生の費用は高い!!(泣)  我が家では妻の私よりも夫が現地の資格をとり仕事を獲得したほうが将来永住権を申請するにあたって有利になるだろうと判断して、夫に1年学生となってもらうことにしました。ここで海外移住をするにあたって大切なことは、もし夫婦で移住を考えているのであれば、どちらがメインの申請者となって永住権申請をしたほうが有利になるかを最初に考えてみたほうがいいということです。夫婦二人ということは2倍のチャンスがあるわけで笑 より有利なほうがメインの申請者になったほうがいいと思います。

それを調べるには将来の永住権申請でどちらのほうが高得点をねらいやすいか、につきるかと思います。とはいえ永住権取得の概要は年々厳しく条件などもかわっているようなので正確に把握するのは無理なのですが、あくまで現時点での可能性を考えればいいんじゃないかと思います。

そして学校選択も重要な要素です。我が家は検討の結果、Polytechnichと呼ばれる職業訓練校みたいなところではなく国立の大学に申請する予定です。学校についてはまた次回のブログで詳しく記載しますが、学費は年間NZ30000ドル以上します!!その間配偶者(私)は仕事もできないので収入もゼロ(汗)こんな生活何年もできないので、最短で1年コースを選択することにしました。本当は3年の学位コースに通ってほしいのですがどうしても金銭的にきつくなってしまうので仕方ないかなと思っています。この無収入で過ごす1年間の費用は本当に大金となりますが、必ず投資した以上のものを手に入れることができると確信しています。

次回は具体的に学校の話をしてみたいと思います。

それではまた〜